シーズン9からチャンピオンでの情報が欲しいならデータドラゴンを使うべし!
今年のシーズンが始まった時にRiotAPIもv3からv4になりました。その時の一番大きな変更は、static-dataエンドポイントが廃止されたことです。static-dataはチャンピオンのステータスやスキル、アイテムデータなどパッチ変更でも一部しか変わらないような静的なデータが返ってくるAPIでした。このエンドポイントが廃止された後にこれらのデータをどのように集めるのかといえば、以前からも運用されていたデータドラゴンを使うことが唯一の方法になります。つまり、今まではチャンピオンデータなどはAPIとデータドラゴンの2つから知ることが可能でした。しかし、今シーズンからは静的データはデータドラゴンに一本化されることになりました。
一本化されることは問題ないのですが、データドラゴンの使い方がRiotAPIの公式にはありません。以前はあったのですがリンクが無くなってしまいました。検索サイトからは行くことが出来るので、ページ自体は存在するのですが、どうも内容がそこまで正しくないので、リンクが無くなってしまったようです。実際、リンク切れや、シーズン8からのルーンの情報もありません。とはいえ、何もないのも困るので、忘備録的に、情報を得るためのURLを自分がわかっている範囲でまとめました。リンク先の内容は画像(.png形式)orJSON形式のデータです。説明は少なめですがURLとそのリンク先をみればわかると思います。
URLリスト
以下のURLにはパッチを指定する部分と言語を指定する部分が含まれる場合があります。以下の場合では”9.9.1″という部分がパッチの指定、”ja_JP”という部分が言語(今回は日本語)を指定している部分です。パッチリストと言語リストもこのデータドラゴンにあるので最後に紹介します。URLのなかで太字になっている部分は適切な値に変更することでほかのデータが返ってきます。”適切な値”はJSONの中にあります。
プロフィールアイコン
プロフィールアイコン情報
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/profileicon.json
プロフィールアイコン画像
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/profileicon/588.png
チャンピオンデータ
全てのチャンピオンデータ
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/champion.json
個別のチャンピオンデータ
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/champion/Sylas.json
チャンピオンのスプラッシュアート
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/img/champion/splash/Sylas_0.jpg
ログインスクリーン
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/img/champion/loading/Sylas_0.jpg
スクエアチャンピオン
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/champion/Sylas.png
パッシブスキルの画像
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/passive/SylasP.png
スキルの画像
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/spell/SylasQ.png
補足
チャンピオンデータと画像はチャンピオン名を英語で指定すればいいのでわかりやすいです。ここで注意すべき点はパッシブスキルといわゆるQWERのスキルでURLが違うことです。
また、今回は一番新しいチャンピオンであるサイラスを例にしています。スキル画像のURLに”SylasQ”という文字列が使われいますが、すべてのチャンピオンがチャンピオン名+[PQWER]ではありません。スキルの名前が使われている例があるので、チャンピオンごとに確認する必要があります。
例
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/passive/Teemo_P.png
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/spell/BlindingDart.png
両方ティーモに関する画像ですが、スキルは名前なのにパッシブはそうでない。しかもサイラスの時には入っていない_(アンダーバー)がある。
アイテムデータ
アイテムデータ
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/item.json
アイテムの画像
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/item/1001.png
補足
アイテムの画像呼び出しは名前ではなく番号です。名前と番号の対応は例のごとくJSONを見てください。
サモナースペル
サモナースペルデータ
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/summoner.json
サモナースペル
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/spell/SummonerFlash.png
ルーン
ルーンデータ
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/runesReforged.json
補足
今回の記事を書こうと思った一番の動機です。公式に情報が無く、英語の情報、コミュニティでどうにか発見。
ミニマップ
ミニマップリスト
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/map.json
ミニマップ画像
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/map/map11.png
補足
確認した時点ではツイステッドツリーライン、サモナーズリフト、ハウリングアビスの3つだけでした。
画像のスプライト
スプライト
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/img/sprite/item0.png
補足
他にもプロフィールアイコンとスキルのチップ等もあります。アイテムの画像を網羅的に使いたいときはこちらから切り取った方が便利なはず。
その他の情報
英語と日本語対応表
http://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/9.9.1/data/ja_JP/language.json
データドラゴンの対応言語
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/languages.json
パッチリスト
https://ddragon.leagueoflegends.com/api/versions.json
補足
最初の方で言及したパッチリストと対応言語表です。
API公式からリンクが無いデータドラゴンのページ
https://developer.riotgames.com/static-data.html
というわけで今回はURLリストでした。