この記事はパッチ25.S1.1の時に書かれています。
プロシーンの変更を確認しよう!
新年が明けて新しいシーズンが始まりました。シーズン始めはいろいろな変更点があって、把握するだけでも一苦労です。その中で、プロシーンは去年とは全く違うものになったといっても過言ではありません。もしかしたら今シーズンの変更で一番大きいものかもしれない、とすら思っています。そこでこの記事では重要な変更点を分かりやすくまとめ、今後のプロシーン観戦がより一層楽しくなるための情報をお届けします!
プロシーンの変更は大きく3つにまとめられます。
- 地域再編
- 3スプリット制
- フィアレスドラフト
それでは以下で一つずつ見ていきましょう!
地域再編
日本のLJLがPCS(アジア太平洋地域)、VCS(ベトナム)、LCO(オセアニア)と合流し、新しいリーグ「LCP」になりました。PCSは昔のLMS(台湾、香港、マカオ)とSEA(東南アジア)が合体してできたリーグです。なので、5つの地域が統合された新地域ということになりました。
24年はPCS、LJL、LCOはそれぞれレギュラーシーズンを行い、合同のプレイオフを行って世界大会に行くチームを決めていました。それが25年からは8チームがレギュラーシーズンからプレイオフまでLCPという1つのリーグで戦い優勝、世界大会進出を賭けるという形式になりました。日本からはFukuoka SoftBank HAWKS gamingとDetonatioN FocusMeの2チームが参加します。
LJLは存続するものの、LCPに次ぐティア2地域になります。LJLで優勝するとworlds前に行われる予定のLCPの入れ替え戦に参加する権利が得られます。そこで勝つと翌年のLCPに参加できるようになります。
また、アメリカにも変更があります。アメリカにはLTAという新しいリーグができました。これは、24年までのLCS(北アメリカ)、CBLOL(ブラジル)、LLA(ラテンアメリカ)が統合されたリーグです。
これでいわゆるティア1地域が上記の2つと、LPL(中国)、LCK(韓国)、LEC(ヨーロッパ)の全体で5つになりました。
3スプリット制
2024年は世界大会がMSIとworldsの2回でした。今年から3スプリット制になり「First Stand」という新しい世界大会が新設されました。つまり、レギュラーシーズン→プレイオフ→世界大会の流れが3回ある、ということです。
First Standは先ほど挙げた5つの地域の最初のスプリットで優勝したチームで行う世界大会です。概要はすでに発表されていて、今年は韓国のLoLパークで3月10日(月)から16日(日)の日程で行われることになっています。参加する5チームの総当たり戦をBO3で行った後、上位4チームによるノックアウトトーナメントをBO5で行い優勝を決めます。
First Standが終わると2スプリット目が始まり終わりがMSI。MSIが終わると3スプリット目が始まりworldsで今年最強のチームが決まる、というのが新しい1年の流れです。
フィアレスドラフト
BO3、BO5では1ゲーム目に出たチャンピオンは2ゲーム目以降、ピック出来なくなります。この、ゲームに使われたチャンピオンがピック出来なくなるということが3ゲーム目、4ゲーム目と続いていきます。5ゲーム目までいった場合は1ゲームから4ゲームまで使われた40チャンピオンと、いつも通りのドラフトでバンされたチャンピオンと合わせて50チャンピオンが使えない状況になってしまいます。プレイヤーのチャンピオンプールの広さが強さにつながりそうな変更です。今年のプロシーンでは今まではほとんど見なかったチャンピオンが見る機会が増えそうでとても楽しみです。
新しいプロシーンを楽しもう!
以上が25年シーズンのプロシーンの変更点です。今週から各地域のシーズンが始まり、LPCも1月17日に開幕します。新しいシーズンの新しいプロシーンを存分に楽しみましょう!!
参考リンク
今後の展望:LoL Esports 2025
https://lolesports.com/ja-JP/news/looking-ahead-lol-esports-2025
LCP 2025 シーズンガイド
https://lolesports.com/ja-JP/news/lcp-2025-season-primer
First Stand Tournament 2025 | Format Explainer
https://www.youtube.com/watch?v=iPMDoZ30rT0
Introducing The LTA – 2025 Explainer
https://www.youtube.com/watch?v=-ZZU3I8mpEY&t=120s